わたしは好きな人が二人います


「りゅうちゃん…?」


耳まで真っ赤にさせながら小さい声で俺の名前を呼ぶ。




俺は翔真に罪悪感を抱いた。
でも、ハッキリとわかってしまったんだ。

我慢できないくらいにゆなが大好きだ。

翔真に言おう。
ゆなを俺だけのものにしたいと。



「あの…りゅうちゃん…恥ずかしい…かも。」



俺を一人の男として意識してくれるのが嬉しかった。

もっと二人きりになれる時間が欲しい。


「ゆな、祭りさ 俺と二人で行かない?」



なんで祭りなんだ!!と自分でも思ったけど気にしない。


3人でいってたっと
ゆなは言ってきたが

二人がいいと即答した。
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