rizumu
結果的に
私はあの母親にチャンスをあげたい。

また親子関係に戻りたい。

そう思っているの!?

なんで!?

あの母親よ!?

そんなわけないじゃん!!

あの幽霊に何がわかるの!?

何も関係のない・・・

今日あったばかりの幽霊になんであれこれ・・・

私の心はどうおもってるとか言われなくちゃ・・・

「言われなくちゃいけないのよぉ!!」

私は叫んだ。

叫んでも何も起こらない。

そんなことはたぶん・・・いやきっとわかってた

わかってたんだ。

でも現実から逃げたかった。

どうしても認められない。

許せない。

だからどうしても逃げたかったんだ。
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