16歳のママと18歳のパパ〜消えた命〜
叶都と座った。
…どうしよ。
「…」
「…」
きっと、分かってるよ、ママもパパも。
「…」
どれくらいかな、時間が経ったのは。
きっと10分や15分くらいだと思う。
でも、私たちには長く感じた。
ようやく、口開いた。
「…いきなりなんですが…話があって…」
叶都が言った。
叶都…。
私は、見守るしか出来なかった。
叶都に任せっぱなしでいいのかなんてわからないけど…
結婚を認めてもらうには、叶都からだと、勝手に思ってた。