16歳のママと18歳のパパ〜消えた命〜
「はぁ…」
ため息混じりの声が、静かな住宅地に響いた。
そんなこんなで、家に着いた。
「ただいまぁ」
「おかえり」
親がひょっこらと顔を出して言ってきた。
無視して俺は部屋に入った。
俺は姉と妹の3人兄弟。
女ばっかでほんとやになる。
「あ、叶都、コンビニ行って来てくれる?」
親がいった。
ほら来た。
男が1人だからパシリなんだ…。
帰って来たばっかなのに…家を出ることに。
はぁ…