16歳のママと18歳のパパ〜消えた命〜


叶都からだ。


「もしもし」

『もしもし、杏梨?』

「うん?なに??」


ケータイなんだから、私しかでないのに、なんで疑問系なんだか。
不思議と笑みがこぼれた。

『大丈夫?』

叶都が心配してくれてる。

「なにが??」

『いや、体調と。あれから親に何か言われたかなぁと…』

「今は大丈夫だよ!
ママには。まぁ、学校行けっていわれた」


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