初めてのキス
勝手に私の目は閉じていく…。
そして、私達の唇はそっと重なった。
長かった……
私の中では、長い間重なっていた…
それから、そっと離す唇
離れた瞬間、恥ずかしくなった私の顔はもうタコみたいに真っ赤に染まっていた。
初めてだったからー…
健二…
私嬉しいよ!
ファーストキスの相手が健二で
ニヤニヤ笑っていた私。
「何だよ!」
気持ち悪そうに私を見る健二。
「でも、可愛いから許すっ」
そう言って、健二は私の前にきて、両腕を私の肩に回し、また、キスをし始めた。
何回やったかな?!
でも、健二だから何回やってもいいやっ!!
「大好きだよ…健二。」
「俺も……。」
これが私の初めてのキス。
-END-