ドリームマジシャン☆

『えー今回勉強するのはー、人体の傷を治したり、死人を復活させることだ』

「え!?」

『あんずさん、うるさい』

「すみません…」

『では、授業をつづける。』

いや、誰だってびっくりするよ。
死人を復活させるのよ?
あり得ないでしょ。

『ーということで、死人を復活させるには、命の草、もしくは、命の花が必要である。あんずさん、命の花はどこで手に入りますか?』

「え!?あ、あのぅ…」

『わからないのか?家で勉強は?親に教えてもらわなったか?』

「あ、あのぅ…」

『先生、あんずさんは親は魔法使いではありませんし、魔法使いだということを最近知ったばかりなんです。』

『そうなのか?』

「え!?あ、はい…」

『なんなら、早く言え』

「すみません…」

『授業をつづける!命の草花があれば、呪文を唱えて死人を復活…というか、記憶は無くなるが…復活させることができる。そして、気をつけなければいけないのが、この魔法を使う時は魔法使いは透明になる、ということだ。』


「さもないと、どうなるんですか?」


『魔法が使えなくなる』

< 23 / 93 >

この作品をシェア

pagetop