ドリームマジシャン☆
そんなことを考えながら1ヶ月くらい過ごして居ると、大きな段ボールが届いた。
驚いたのが、その配達方法。
段ボールが、勝手に空中にふわふわ浮いて、小さいおじいさんが書類を渡してくるんだもん…
誰だってビックリするよ…普通。
書類にサインするのにも指で軽く叩くだけ。あーっと言う間にサインが浮き出て来る…
驚いている私に、配達人のおじいさんが話しかけてきた。
『あんた、魔法使いって初めて知ったのかい?そりゃー残念だねぇ…魔法学校に行けば、どんな怪我も自分で治せて、ほうきで空を飛ぶから、歩くことも無いのさ!人生、損してるよ!』
「あっ、はぁ…」
『まあ、頑張ってねー』
そう言って、おじいさんは帰って行った…
荷物は京子ちゃんからで。荷物の中身は…
とうとう、きたか。
魔法学校。