ドリームマジシャン☆
(バタン…)
「ふぅー…外の空気は気持ちいいねー♪」
『あの!すみません!生徒会長!』
あ、あのコ可愛いなぁ…
生徒会長って呼んでる…
『サエコ、オレンジジュースー!』
『あの!生徒会長!』
『ねえ、あんず、あんた生徒会長?』
「そんなわけ無いでしょ!京子ちゃんはとうとう頭のネジが外れたのかなぁ…」
『あんず生徒会長!』
『『「ええーーー!?」』』
「マジ!?」
『あ、あんず生徒会長じゃ無いんですか…?』
「いえ、あんずですけど…生徒会長って…?」
『あ!』
「どうした?京子ちゃん」
『全流れ星クラスの中でも、1番人間としての責任や態度??そんなのがいい人が生徒会長。学年、流れ星の中の階級、魔力、全く問題無し!っていうの、忘れてた♪』
『それサエコ知らなかった…って、おら京子。分かってたんなら早く言えよこのくそが!!』
「まあまあ」
『本当にゴメンね!痛い!わぁ!今日も元気にサエコの一発!(ドスドス!)』
『あの…生徒会長、私、生徒会の桜ともうします…』
「宜しくお願いします!それで…」
『あぁ!えーと、用件はオリエンテーションの時に開催者として、魔法をかけて頂きたいんです!』
「…え!?」
『あ、もちろん生徒会長もオリエンテーションに参加いただけるのでご安心ください!でも…参加するのは遠距離参加…つまり、モニターを通して現状を確認していただき、遠距離から魔法をかけて頂きます!』
「あ、はぁ。」
『そういうことですので、宜しくお願いします!』
(スタスタ)
あーもう、行っちゃったよぉ…
なにも知らない私が生徒会長なんて!
なーんて、ふざけてる場合か…
これからどうしよう…