ドリームマジシャン☆
(ヒューー!ドガァーン!!!)
あたりをたちまち黒煙が覆った。
『サエコ!』
あたりが見渡せるようになると、
雄太とあんずがいた。
『その管理人に近づかないで!サエコちゃん!』
(ヒュン!)
あんずはすかさず手を振り、管理人を檻の中に閉じ込めた。
雄太は虹が交差するのを防いでる。
『やめて…やめてよ雄太。やっと魔法が使えるようになるんだよ?あなたにとっても嬉しいことでしょ?辞めてよ。』
『魔法は意思さえあれば使えるようになる!』
あんずも交差するのを防いでいる。
「魔法は使えなくても、別におかしくないよ!一緒にお願いするから!呪文を逆から唱えて!」
あんずまで…
『なんで!なんで!!!せっかくここまで頑張ったのに!!』
『京子。呪文を逆から唱えろ。』
朝日…
『朝日、おまぇ…いつの間に!』
朝日も交差するのを防ぐ。
『…俺との約束、思い出したか?』
…朝日との…約束?