ドリームマジシャン☆
たいせつなものを、守りたくて。
久しぶりの家に着いた。
でも、自分の家とわかるまでに時間がかかった。
『なあ、あんず。これから、なにがあっても…俺がお前を守るからな。』
『雄太、お前…何言ってんだよ』
『いいじゃねーか。別に』
「ありがとう…頑張るね。私。」
(ピンポーン…)
…
(ガチャ)
ドアが開くと、青白い顔をして、痩せこけたお母さんが居た。
『…あん…ず…かい…?』
「…お、お母さん…?大丈夫?」
『大丈夫だよ…それより、お父さんが…』
それを聞いて
頭が真っ白になった。