BlueSky~青空と太陽と、先生~
「…さん!」
「七瀬さん!!あなたの番ですよ!1番の答えは?」


どうしよう……
聞いてなかったよ。

「わかりません…」

先生のことがあまりにも頭を過ぎらせていた。

なんでだろう……

私らしくないよ。



「七瀬さん、さっきからぼ~っとしすぎですよ!

プリントもまだ書いてないじゃないの」



「…すいません」






あたし絶対おかしいよね?
なんで先生のことばっかり考えるの?





……あの時、先生が2年じゃなくて3年に行っていたら



こんな気持ち、しなくても良かったのに……







自分がどうなっているのかさえもわからなかった。






日に日に先生に惹かれていくのだけをわたしは


実感していた。



















< 16 / 63 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop