BlueSky~青空と太陽と、先生~
「こんなのしかなかったけど、これでいいかな?」

友達が持ってきたのはパイナップルと、リンゴ、バナナだった。

「それでいいと思う~!じゃあ、レジ並ぶね」

私たちはレジへと並ぶ。


「・・・1983円です。」

レジの人にお金を払って、学校へ帰る。


帰り道に、男子がさりげなく重いほうの袋を持ってくれた。

こんなときになぜか先生を思い出す。







学校に着き、先生のチェックも通り、部活に戻る。

部活ということもあり、野菜と果物を持って音楽室に向かう。

音楽室には、先生がいた。


「お~、おかえり。何を買ってきたんや?」

「えーっと・・・」

袋の中をのぞき、バナナを差し出した。


「バナナですっ!先生いりますか?」

「俺はバナナ食わへんねん。家にないし、無くても生きれるやろ?」

先生バナナ嫌いなんだあ・・・

「あはははっ!そうなんですか?」

なんかおかしくてひとりでずっと笑ってた。



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