暇を持て余した諸々のあそび
5ボケとツッコミはワンセット
黒輪:
「最近ジンくんとれーちゃんのツーショットが足りないと思うんだ」
アルファ:
「増やさないと何人か泣いちゃうんじゃないの」
黒輪:
「増やしたいんだけどさ、なんというかこういうコメディタッチの話を書こうと思うとどうしてもアルが先に出てくるんだよね」
アルファ:
「僕達兄弟みたいなものだからねっ」
黒輪:
「黙ればいいよ金髪ナルシスト」
アルファ:
「辛辣!?」
黒輪:
「アルのナルシストは置いといてさ、ほらジンくんとれーちゃんってどっちもツッコミ属性…?なんというか同じ系統な性格してるじゃないですか。君といるとジンくんはボケたりつっこんだりいろいろしてくれるんだけど、こう…れーちゃんと一緒にいるとなんかなにも話が進展しないというか」
アルファ:
「以心伝心してるからねぇあの二人」
黒輪:
「なにそれかわいいっ!とは思うんだけども、以心伝心してると会話って必要ないんだね、執務室にいてもほとんど喋らないんだものあの二人」
アルファ:
「喋ることこそ存在意義って思ってる君とは違うんだよ」
黒輪:
「それアルファもだからね。そんなわけでジンくんとれーちゃんのツーショットが最近というよりもうほとんどないのか寂しくて仕方ない」
アルファ:
「じゃあ、執務室に監視カメラと盗聴機でも仕掛けておく?」
黒輪:
ガタッ
アルファ:
「謝礼はれーちゃんのミートパイでいいよ」
黒輪:
「くっ、難易度が高いっ、だが心得た!」
アルファ:
「交渉成立!」