足跡の、その先に。



次の日。


学校が終わり、夏生の病室に行くと。


「あ、日奈多!」


「遅いじゃん、櫻田」


夏生と新山がいた。


夏生と新山は、何かを作っていた。


「何やってんの?」


「え?人形作り」


「なんで?」


「夏生がやりたいって言ったから」


< 138 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop