足跡の、その先に。



俺も一緒に笑って、夏生の大好きなケーキを出した。


「ちなみにこれ、俺の手作り」


「え?!ちょー美味しい!」


「そう?」


「うんっ!明日が楽しみだなぁ」


「それは良かった」





夏生には、毎日楽しく過ごして欲しいから。


その為だったら、俺は、頑張れる気がするんだ。



< 146 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop