足跡の、その先に。



「やっぱり、クリスマスといえば、プレゼントだろ!」


幸樹は、ケーキを食べ終わり、がたっと立ち上がると自分のカバンから箱を出した。


「あ、あたしもー!」


「俺もあるー」


みんながそれぞれ箱を出し、定番のプレゼント交換。


俺に回ってきたのは、小さな箱だった。


「俺欲しかったピアスだ!」


「あたし、香水ー!!好きな匂いー♪」


「俺は…指輪?」


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