足跡の、その先に。



俺達は明日のことを話してから、それぞれ帰っていった。


「日奈多…」


みんなが帰った後、夏生に呼ばれて振り向くと。


「っ」


ふと唇に感じるぬくもり。


「あたしからしてみたかったから…///」


自分からキスしたのに照れる夏生。


あー今のはやばい。


「可愛すぎだっつーの」





夏生が愛おしくてたまらない。


でも、その日は突然訪れた。

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