足跡の、その先に。



「でも、夏生の魔女、可愛かったじゃん!」


「ありがと!」


幸樹はニッと笑ってあたしの頭を叩く。


「…あれ、日奈多は?」


話している途中で、日奈多がいないことに気付く。


「俺は見てねーぜ?てっきり夏生たちと一緒にいるのかと」


「外かなぁ」


「探しに行ってみるか」


< 43 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop