足跡の、その先に。
第三話



日奈多side


「いらっしゃいませー!」


文化祭当日。


俺は、接客をする役だから、笑顔で対応していた。


「櫻田くんがいると、お客さんがどんどん入るから助かるー♪」


「そんなことないよ」


ハハッと笑いながら、同じ接客役の女の子としゃべる。


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