【短編】甘い恋の法則
今日の放課後、告白する。

金森君には、少し悪い気もするけど。

でも、

告白だけは、許してね??




放課後、教室で帰りの支度をして時間を潰していた。

そのときだった。


「瑠夏」

声がする方に視線を向ける。

「金森君……」

そこには、いつもと違う顔をしている金森君がいた。

恐くて、

冷たい顔。

あたし、なにかした??


「どうしたの??」

「どうしたのじゃねぇよ。告白すんだな、霧谷に」

「なんでっ、知ってるの??」

それで、

怒ってるの??

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