【短編】甘い恋の法則
「っか……。じゃぁな」

あたしに手を振って去っていった金森君。

『じゃぁな』?

どいうこと??


もう、終わりってこと??


あたしはモヤモヤを抱えながら、

霧谷君のいつ教室へと向かった。



「霧谷君、ちょっといいかな??」

教室には、ほとんど誰もいなかた。

「なに??」

「あの、あのね……あたし」

「ん?」

「あたし、霧谷君のこと好きなのっ!!」

「……ごめん。俺、もう彼女いるんだ」

そっか……

「そうだよね!ごめんね、告白フッ切れたかったんだ」

「告白してくれてありがとう」

「ううん」

< 14 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop