【短編】甘い恋の法則
これは、約30分ほど前のこと―――
あたしの好きな人、霧谷俊吾君。
その人に、ラブレターをを渡そうと思ったんだ。
正式には、下駄箱に入れに行ったんだ。
でも、
あたしが入れた場所は、霧谷君じゃなくて、金森君の下駄箱だった。
出席番号順の下駄箱。
霧谷君が9番で、金森君が8番。
1番、間違えちゃった……
その場で気づけばいいものの、あたしが気づいたのは、30分ほど後。
そう、
あの莫大宣言されたときだった。
あたしの好きな人、霧谷俊吾君。
その人に、ラブレターをを渡そうと思ったんだ。
正式には、下駄箱に入れに行ったんだ。
でも、
あたしが入れた場所は、霧谷君じゃなくて、金森君の下駄箱だった。
出席番号順の下駄箱。
霧谷君が9番で、金森君が8番。
1番、間違えちゃった……
その場で気づけばいいものの、あたしが気づいたのは、30分ほど後。
そう、
あの莫大宣言されたときだった。