キスに秘められた大粒の涙
晃が私の手料理を食べたいと言っていた事を思いだし、チーズハンバーグを作って晃の帰りを待つ。


時間が刻々とすぎる中、晃は全く帰ってこない。


もうこのまま帰って来ないんじゃないかと、ものすごく心配になる。



暇つぶしにDVDを見たり、テレビを見たりして暇をもてあそんだ。




そして、ようやく晃が帰って来た。
もう時計の針は8時を回っている。



「晃、おかえり
どこ行ってたの?」


「どこって?
女と遊んでた」


「そうなんだ…
あ、チーズハンバーグ作ったんだけど、食べるでしょ?」


「悪ぃ、食べてきたんだ
風呂入ってくる」




晃から返ってくる言葉は、簡潔していて
あまり納得のいくような返事ではない。
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