キスに秘められた大粒の涙
一人寂しい夕飯を食べながら、気持ちが次第に込み上げてくる。


私…晃を待つ必要なんて無かったのかな。


このままだと自然消滅しそうで、嫌だよ。


誰かが変わらないといけない。



私が変わっても、晃も変わらないと意味ないよね。



そして夕飯を食べ終え、ご馳走さまをした。


だんだん気分が憂鬱になり、やる気が出なくなる。



晃の分のハンバーグをじ~っと見つめ、晃の笑顔がぱっと浮かんだ。
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