愛してる。とか言わないで
亜美佳は背が高く昔から大人びた印象があった。



いつも、俺を子ども扱いしていた亜美佳が、あんなかわいい声出すなんて…



意外すぎる。



俺は、亜美佳にハマってしまった。



だけど、亜美佳は…



年が明けてすぐ、



「友也…やっぱり元の幼なじみに戻ろう」



と言ってきた。



「なんで?」



俺は絶対嫌だった。



完璧に惚れていたから。



「だって…彼氏とかいつか終わっちゃうかもしれないんだよ?幼なじみだったらずっと一緒に笑っていられるじゃん」



亜美佳の言うことには納得できるような気もしたけど…



やっぱり無理。



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