愛してる。とか言わないで
でも、今回はさすがにこれじゃダメだと思った。



自分がダメになりそう…



婚約だろ?



他の男と結婚しようなんて思ってる女をいつまでも追いかけたって仕方ない。



俺は、亜美佳からもらったブレスレットを外した。



俺の17歳の誕生日に、亜美佳がくれたものだ。



俺はもう自分の道を自分のしたいように生きよう…



そう心に決めた。



学校に行けば女の子はこんなにいるわけだし…



屋上から女の子達を見渡しながら思った。



「友也、今日カラオケ行かない?光輝も行くから」



こいつは真美。



顔はまぁまぁかな…。



スタイルはいいけど。



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