孤独な黒猫. I need you....

「………結城…!?」



それは、確かに結城の声だった。
とても悲痛な声で、今にも壊れてしまいそうだった。



そして、結城はこちらを見ながら私を睨んでいる。



だが…その表情は、なんとも名状しがたいものだった。

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