孤独な黒猫. I need you....

「………誰…?…」



反響しない自分の声。

しかし、私の声は誰が聞いても分かるほど震えていた。



『そいつ』はとてもどす黒くて、目を見開いても全く分からないが…



…たしかに、『そいつ』はいる。
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