孤独な黒猫. I need you....

『結城……………助けて……』



なんて、一瞬でも思った私が馬鹿だった。



結城の方向をちらりと見た時には、もう、結城の姿はそこになかった。




誰も助けてくれない…………



目の前に『やつ』が居るのにも関わらず、急激に『孤独』を感じた。
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