孤独な黒猫. I need you....
 
こんなに急にお泊りだなんて…


いつもの拓也だったら前もって言ってくれると思うし…


…急に決まったのかな…。


……ちょっと、不安だな…。


「……………。」



「愛夏ちゃん?顔色が悪いし、手がとまってるけど、…大丈夫?」



「…えっ?あ、あ…うん…ちょっとぼーっとしてたよ。」


「やっぱり、ちょっと具合…悪い?」


「え?だ、大丈夫だよ~。というか今日学校に行かないと、授業のスピードが私だけ遅れちゃうからだめだよー」


「…そっか、本当に体調悪い時は隠さずに、言ってね?」


「か、隠さないよ~」

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