孤独な黒猫. I need you....

「あ、一時間目数学だ♪」



「数学好きなの?」

「うん、好きー!!」


っ可愛い!!自分に言われたわけでもないのに、

一瞬ドキッとしちゃったよ。


「結城は好き?」


「ん?あ゛ー俺、あんま得意じゃないんだ~文系だし。」


「そうなの?今度教えてあげるよ?」


ラッキー!!
愛夏と過ごせるー


「うん、教えてもらっても良いかな。」

「じゃあ、今週の土曜日はどうかな?」

「OK!!あ、場所は俺の家でいいよ。」

てゆーか、土曜日予定入ってても無理やり空けるし♪


「え!?結城の家!?」

あ…やっぱり、いきなり過ぎたかな?


うー、いきなり彼氏でもないやつの家に入りたくないよな~

「ごめん、やっぱ嫌だったよね?」


「え?いやいいの。ただ…」


「?」


「家族…いるかな?」


「え///」


え、待てよ、ちょ、いきなり!?


彼氏でもないのにしちゃうの!?


それとも…〇〆♂♀∞¥℃☆§…


「結城?」


「え?あ、あのさ、やっぱりちゃんと付き合ってからの方がいいというか…」


「いる?家族がいると気を使わせちゃうし…」


あ、なんだ、そーゆーこと。


ちょっとざんね…

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