孤独な黒猫. I need you....
一日目〜始まりの時〜
朝...
「..........。」
(眠い....。)

朝は本当にキツイな...

だるい体を起こし、ベッドから出る

(あ、今日は占い1位だ...。)


今日はなんかいいことありそうだな...。
そんなことを思いながら、仕度をすませた。

(ママはいつも通りもう、会社に行ってるか......。)

私のママは仕事人間だ。
ちなみにパパはいない。

「行ってきまーす」

誰もいない空間に向かって1人、つぶやいた。

今は5月下旬。

ちょっと暑くなってきて、移行期間が終わり、今は夏服だ。

(あー、暑い...)

真っ黒でおへそぐらいまで伸ばした髪が日にあたって、余計に暑い。

1人で、暑がっていると、
[おはよー!!]

どんっ!!

うわあ...いきなり後ろから衝撃が...暑い...。

「おはよっ!!愛夏!!」
「うるさい、暑い、どいて」
「んなっ!?おはよは?」

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