孤独な黒猫. I need you....

「まぁ…いいや、どうせいつかはばれちゃうことだったし。」




「………?」




「…俺はね、最初っから愛夏ちゃんのこと助ける気なんかなかったから。」




「…え?」



拓也の顔が、悪意に満ちた顔から凍りついたように冷たい無表情になった




「俺も復讐目当てだったんだ。」




「……?(一体誰に…?)」




「あれ?わからないの…?」




拓也の顔が少し驚いたように変わる。



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