孤独な黒猫. I need you....

私の前には、結城がいた。




どうやら私をかばってくれたみたいだ。



「…うそっ!ちょ、ちょっとだ、大丈夫!?」




「あぁ、大丈夫、大丈夫。

それより…こんな重いパンチ…愛夏に当てるつもりだったのかよ…

何があろうと、女の子を殴るなんてダメだろ。」



「…愛夏、なにをかばっているんだ?

結城が殴られていい気味だろう?」




「そんなわけないじゃないっ!!!」



…あ、だめだ。泣いちゃう!



泣いちゃダメっ!なに泣こうとしてるのよ、私!!!
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