孤独な黒猫. I need you....

「愛夏…?」




「結城じゃない…」



「えっ?」




「復讐相手は、結城じゃないんだよ!?

私は、結城を傷つけたい訳じゃないっ!」




私は、泣きじゃくりながら自分の思いをぶつけた。





「…何言ってんだ?結果的には、ゆうきも傷つくようなことだっただろ。」





「…!…で、でも…」




…言い返したいけど、言葉が出ない。
だって、拓也の言ってることは間違ってないから。
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