孤独な黒猫. I need you....

ドサッ!




私は膝から崩れ落ちて、声を出さずにこらえて泣きじゃくった。





「…そうか。」





「お前も分かっただろ?こいつの最低な性格が。

本当に母親譲りだな。」




「…」




結城がこっちに近づいてきた





「(あぁ…何か言われるんだろうな。罵られるのかな、…怖いな。

でも、罵ってくれた方がいっそ…)」





いいかもしれない。そう思った時…
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