孤独な黒猫. I need you....

「…愛夏…」



「…」



ぎゅっ



「え?」



結城に抱きしめられた。



「…!?な、なんで!?」



振りほどこうとしても、結城が強く抱き締めているので、ふりほどけない。



「…なんで…?」



「大丈夫。」



「え?」



「もう、大丈夫。俺がいるから。」



なんで…



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