孤独な黒猫. I need you....

「…でもさ、俺、こんなに愛夏のこと好きになっちゃったから。

急に嫌いになんてなれない。」



「…うぅっ」



「今こうしている間も好きだ。」



「ふざけるなっ!」


拓也が怒り狂った表情で近づいてくる。


「何が好き、だ!

いい加減にしろっ!戯れ言なんて、聞きたくないんだよ!」


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