悩殺シックス
~放課後~



「龍っ☆行こっ?」


「うん」


「今日は街に行きたいから電車で行こ!」



「うん。」


そういってウチらは電車を待っていた。




するとかなの軍団も居た。




最っ悪-_-



「ねえ。見てみて~あいつも街にむかってるっぽくね?」



かなのグルーぷの1人がウチのほうを指で指して言った




「まぢ?じゃああいつも悩殺コンテストでるんじゃね?ま、優勝はウチやけど。」




えっ?



かなも?




「みゆ悩殺コンテストって?」


「黙っててごめんなさい!街で明日、土曜日にひらかれる悩殺コンテストにでるための衣装を龍に選んでもらおうとおもって。だから街に行きたかったの。」




「は?悩殺コンテストって何するんだ?」



「舞台の上を自由にその人が選んだ曲をかけどんな衣装でも良いの裸でも良いんだけど、1番前にいるそれぞれエントリーした人のペアが座ってるところにむかってダンスを披露したり、ステップをふんだり、ポーズをきめたりして、悩殺するコンテストなの。そして1番はやくペアを悩殺させた人が日本の美女として認められるの。だからウチがでて優勝したら龍にうさわしいのはかなじゃなくてウチってことが証明できるぢゃん!」



「そっか。」


そう言ってると電車がきた。
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