悩殺シックス
え?




なんやこれ。



幻覚か?



でもたしかに頬をつねっても痛いし。



「あのーーー・・・。なんで2人いてる?あいりが。」



「はあ、姉貴がでてくるから!」



「だってほおちゃんばかにされてるからあ~。うち許せんくって~。」



「はあ?姉貴は邪魔どっか行け!」



「今宮!お姉さまにむかってそんな口の聞き方はないやろ!」



「えっと~あなたは近藤龍くん?いつもほおちゃー・・じゃなくてほたるがお世話になってまーす。ほたるの姉のみやびでーす。」




「姉貴!あたしこんなやつに世話になった覚えないけど?」



「そうですよ。僕は逆に今宮さんにお世話になってるくらいですから。」


「何そのつくり笑顔!キーーーむかつく!」


「なんて良いこなのかしら~みやび~。と・き・め・き☆」


「あ!さっき・・・。お前も言ってなかった?それっぽいの!えっとー」



「か・ん」「・げ・き」


「やろ?」「でしょー?」



なんか・・・・。


こえー。



やっぱりおねえちゃんのほうが品があるもんなんだな!


妹はこえーよ。
裏と表があって!
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