悩殺シックス


俺が椅子に座ってると。


「隣りよろしいですか?」

と女の人が声をかけてきた。

結構な美人だ。




「あの、ここでモデルやってたりするんすか?」



「いえ、わたくしはここで・・・いえ、なんでもないです。」



「教えてくださいよ。おねーさん」


「あーー!もしかして龍?どっかで見たことる顔かと思ったわぁ。」



「はい?」



「うちはかな。」


「えーーー。まじで美人かと思ったのに。」



「か~ぽん!」


「み~ちゃん!」


「え?」


「か~ぽんはみ~のいとこなの!」



「へぇ、いとこでほたると同い年・・・。ってえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」



「み~ちゃんのなんなんですか?近藤君は。」



「今日知り合ったばかりなの~龍君モデルすることになったの。みやびか・ん・げ・き♪」



「じゃあわたくし着替えて参ります」



「かなの野郎ここと学校での態度が違いすぎやろー・」


「さあ、龍クン!あなたも着替えよ!」


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