悩殺シックス



  「うっ!・・・・こん・・・!近藤!」


  「ぁああ?うっせー。寝かせろよー。眠てーんすけど。」


  あ、やべっ。


  HRやったの忘れてた。

  
  「みゆさんきゅ。」


  俺はコソッとみゆに礼を言った。






  1時間目。



  自習や。


  俺は寝る。





  すると


  「近藤って彼女いんのー?」



  クラスのギャルがこっちむいて大声で聞きに来た。





  「いねーけど。」


  俺は起きて答えた。




  「まぢ?じゃあウチと付き合ってよー。」




  そう言ってきたギャルは山本かなだった。





  「すまん!俺、女らし子好きやねん。」


  「まじ?じゃあウチ女らしくなるわー。」


  は?


  なれるわけないやんなー。って俺は思った。
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