甘い恋ってどんな物?

今の生活

うちは京都から奈良に移り住んで来た


向こうの学校は


『京都弁・腹黒い・可愛子ぶってる』


そんな事を言われ続けとった


やけどこっちの学校ではみんながやさしゅうしてくれる
ずっとこっちにいたいそう思えたんや




『桜菜〜!私達今からカラオケに行くんだけど、一緒に行かない?』



この子は"華八女愛里"

うちがこっちに来て出来た親友


『ごめんなぁ?今日神社仕事あるさかい行けへんのよ
いつも誘ってくれんのに申し訳ない(>_<)
また誘ってなぁ(*^^*)』



うちがそう答えると
愛里はニコッと笑って



『いいよ!神社の仕事頑張ってね?』


愛里の笑顔はとても可愛くて幸せになれる顔


『そんな暗い顔しやんでいいやん!
ほら、楓翔君がこっち見てるよ(^ν^)
絶対明日桜菜の家行くからね!?』


『べ、別に見とらんやろ!?////
せや!明日約束しとったな!
楓翔と愛里と空我やな!?』



空我は楓翔の友達


『そおそお!
あ、私行くから!明日よろしくね!!
帰ったらメールする!』



『了解や!!』



愛里はとっとと走って行くと
LINEが鳴った



『グループ?あ、楓翔達?
"下駄箱の前に俺達いるから帰るぞ"か
いつも律儀にありがたいわ』


うちはそう言って下駄箱まで行った
いつも通り
楓翔と空我が待っていてくれた
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