貴方に魅せられて2
「私…翔平さんが思ってるよりも
わがままだよ?」

「麻衣はもっとわがままでいい。」


「私…すっごくヤキモチ妬くよ?」


「俺だって妬くよ。」


「私…独占欲強いよ?」


「俺は麻衣だけのもんだよ。」


「私…」

そこまで言いかけて
翔平さんの唇が私の口を塞ぐ。


息ができなくなるほど
激しい口づけ…


「はぁ…」


唇が離れてやっと息がまともにできる。


「麻衣の全てを愛してる。」





私はやっと貴方を手に入れられた。
恋に貪欲な自分に出会い…
それを全て貴方にさらけ出し。
貴方がそれを受け止めてくれる…


私たちは玄関で
何度も何度も口づけた。
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