貴方に魅せられて2
あまりの凄さに
私は緊張してガチガチになっていた。

それに気づいた翔平さんは
さりげなく私の手を握ってくれた。


よかった…
不機嫌だけど、私のことを
見ててくれてるんだ…


「どうぞお入り下さい。」


執事さんが襖を開けると
大奥!?と思うような広い和室だった。


床の間の前に座っているのは
風格たっぷりの2人だった。
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