貴方に魅せられて2
「育ちは裕福な家庭?」


「い…いえ…
私はごく普通の一般家庭の娘です。」


急に肩身が狭くなる。


「まぁ…」


軽蔑するような返事だった。
お祖母様の眉間にシワが寄る。



「玉の輿目当てですか?」


お祖母様の言葉が
胸に刺さった。
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