貴方に魅せられて2
「あぁ、夕飯はいらないから
俺にもワインをちょうだい。」


そう言って頬杖をついて
私の顔を覗き込んだ。


「麻衣チャン
翔平と住んでるんだって?」


翔平さんとは
また違った色気を漂わせている。


どうして森山家の男は
こうも色っぽいんだ…


まるで
翔平さんに見つめられているようで
私の顔はみるみる赤くなった。
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