貴方に魅せられて2
「今度俺と食事に行こう。」

別れ際にそう耳元で囁かれた。


私はびっくりして体を離す。


「構わないだろ?
俺の妹になるんだから…」


そう言って微笑む。


全く何を考えているか読めない…


私はお辞儀だけして
そそくさと
宮城さんの待つリムジンに乗り込んだ。
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