貴方に魅せられて2
「ここにいる時くらい解放させてよ…」


私は恨めしそうに翔平さんを睨む。


「今日は早かったね…」


一日の疲れを癒すように
翔平さんの胸に顔を埋めて
体一杯に翔平さんの香りを吸い込む。


「明日仕事でちょっと朝早いんだ。
だから今日は早く帰った。」


そんな私に負けじと強く抱きしめ
耳や首にキスを落としながら
私の首元を鼻でまさぐる。
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